Saturday, January 30, 2016

バイリンガルの落とし穴

海外で子育てするってさ、日本語をどう教えるかが結構重大なのよ。
両親とも家で日本語だとわりとすんなり覚えるわね。
小さい時は!
学校に入って英語に触れ始めたら一気に日本語を忘れるわよ。

私だって幼少の頃は英語ペラペラだったらしいわよ。
記憶に無いけどね。
3、4歳くらいにお友達が出来て公園とかで遊ぶじゃない、で通じないのよ。 英語。
当たり前だけどさ、知らないわよ。そんなの。近所の子供に笑われたらしい。からかわれたね。
で、両親に英語封印を宣言したらしいわ。 マミーとか呼んでたのにその日を境にお父さんとお母さんよ。

そのままアメリカに住むまで英語は話せなかったわ。
こんなに濃い顔してて英語話せないなんて、だいぶ世間の期待を裏切ってきたわよ。 本当に悪かったわ、見掛け倒しで。
今はちゃんと話せるからやっと世間の認める「正しいハーフ」になれたかしら?

小学校に上がる歳になったらやっぱりちゃんと学問として日本語を教えるのは必要ね。
読み書き出来ない、敬語出来ない、テレビがわかんないっていう海外に住む成人日本人を散々見てるわ。

そう思って日本語ばっかりにしてたのよ。 5歳まで。

そんな努力も水の泡になりつつある9歳児の英語力は私の幼少の頃の真逆。

やっぱ 使わないと忘れるわね。

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