Wednesday, July 12, 2017

青空に遠く、願いは口に出すべき

青空に遠く叫びたい
って誓ってからあっという間に機会が訪れたわ。
早々に叶いそうだわ。


やっぱり言わなくちゃダメなのよね。

密かに念じてても中々伝わらないのよ。

昨日ね、アマゾンのプライムデーだったのよ。


でさ、相方が張り切ってるの。

だって大好きなバーゲンなんですもの。

何か欲しい物はないか?って聞かれたらさ、

やっぱり言わなくちゃ!

ここだよ!

今だよ!

で、恐る恐る言ってみました。


ダイソンの掃除機なんか欲しいかなぁ・・・



うちの電化製品とか家具はほとんどが粗大ゴミで拾ってきた物なんですよ。

たまにお古を頂く。
いわばリサイクルですよ。
省エネですよ。 
地球の平和の為なんですよ。

と言うか、本当のところは、


おっそろしくこだわりがない。

もうね、なんでもいいの。 本当は。
ブランドとか銘柄とかさっぱり興味ないの。

ロゴとか邪魔だと思うし、

私にこれXXのカバンよ。って自慢しても

ふーん


ってしか答えられないんですよ。

そもそもXXの例えが浮かばないくらいわかんないんですよ。


そんな私でも知ってるのがダイソン。

掃除機のベンツだって聞いた事があるの。
かなり吸い込むって噂も聞いた。
癖になる吸込み力
一度体験しちゃうと元に戻れないらしい。
世界が変わっちゃうんだって

私、あなたじゃなきゃダメなの!!!


そうやって庶民さえ虜にしてきた高級品



ダイソンに片思いし続けてそろそろ3年になるわね。
1年に2回くらいの割合でダイソンの魅力を相方に訴えてきたの。
わりと控えめに

毎回相方はまだ動くじゃんって取り合ってくれなかったのよね・・・

自分で買えば?  って言った?
私もね、遠慮しないで買えばって何度も思ったのよ。
でもね、

そんな高級品一人で買えるほどの度胸は私にはないわよ!


うちの掃除機ね、いずみちゃんから頂いた物なの。

ニューヨークから日本に帰るって時に頂いた 掃・除機子
名前つけちゃったからかなぁ

すっごい長寿



うちの子になる前にもう何年も働いてて、
そろそろ定年かなぁって頃にうちに来たのよ。
掃・除機子だって本当は隠居して盆栽とか育てたかったんだと思うのよ。
でもさ、まだ現役。

あの頃よちよち歩きだったいずみちゃんの長男がもう大学生だって。
と言う事は・・・ 掃・除機子!!! あんたってばもう20年以上勤務してたのね。

ごめんね、掃・除機子!ごめん。

あんたのコードが元に戻らないとか
ノズルが根元からすぐ抜けるとか、
先の頭のところが掃除中にスコンと抜け落ちるとか

文句言っちゃいけなかったわ。
頑張ってくれてありがとうって言うべきだったわ。


そんな掃・除機子もね、

ひびが入りだしてた

プラスチックって劣化して割れるのね。
プラスチックは生物分解しないって聞いてたけど
ガセネタだったのね。
今、私の目の前で分解が始まっているの。

とりあえずガムテープで穴は塞いでみた。
折れた棒のところもガムテープで補強。
使うたびにクネクネ動くのがやりにくいなんて言わないわ!

もうね、それでもね、
掃・除機子と一生添い遂げるつもりでいたのよ。 私。




だからね、私のダイソンが欲しいってのもさ、
今やもう挨拶と思ってくれててよかったのよ。
また言ってる〜〜
くらいに扱ってくれてて良かったのよ。



だけどね、 


ダイソン買ったよ〜


って相方からのテキストメール来たの。 さっき。


えっ!!!!


マジっすか? 
本当に?
エイプリルフール?
今は7月よ?
私たちそこまでレベルアップしてる?
そんな高級品にふさわしい生活してる?
心の準備がまだ・・・


ど、どうしよう!
掃・除機子はどうなるの?
やっと引退ね!


本当に買ったよ。
だって後20年使うでしょ?
十分元とれるよ。 君なら。


だって。 相方ったら!!!
わかってるわね。
そうね、これから20年は一緒に過ごすわ。きっと。
もしかしたら高級品は30年いけるかもしれないわよ。

そうか、本当に来るんだ・・・
ダイソンが来るって事は・・

正装して清掃よね。やっぱり。


白い手袋とティアラでお迎えしようと決めました。








No comments:

Post a Comment