ドラマ「人は見た目が100パーセント」ちょっと見た。
これいいわね。
思いっきりキラキラ前面に出すよりこっちの方が親近感持てるわ。
残念女子のみなさんが美の研究するってところが健気だわ。
やっぱり勉強が得意なのよね。
でもさ、当然、突っ込みます。
「女子もどき」ってあんなんじゃないわ。
私さ、大手ファッション雑誌会社に勤めているの。
でも裏方なのテクノロジーなの。パソコンなの。オタクなの。
全然全くファションと無縁の部署なの。
キラキラ女子の影にいるのよ。
まだ英訳されてないアニメの主題歌を誰より先に覚えたいから
ローマ字で書いてって同僚に頼まれるのよ。
だから本当の女子もどきを知ってるわ。
ドラマの3人は素敵すぎる。
あんなんじゃ女子もどきのもどきっぷりが足らないわ!!!
正真正銘の女子もどきは・・・
息子のお古のポロシャツを着てきます。
シミがついてます。
スニーカーで通勤してオフィス用の靴に変えるんだけど、
それがサンダルで1年中同じの履いてます。
冬でも素足です。
Tシャツの上になぜかタンクトップを重ねます。
髪の毛を一つに縛って一度寝て、起きたような髪型をしてます。
お化粧を試したであろう日はマスカラが必ずまぶたの下に染みてて
たぬきになってます。
太ってしまったのにサイズの小さい服を無理やり着ます。
ミーティングの日には一張羅のジャケットを
机の下の箱から引っ張り出してシワシワのまま着ます。
そもそも帽子とかストールとかクラッチバックとか
ハードル高すぎる!
そこ行く以前の問題だから!
私もね、ファッションとか無縁で生きてきたの。
というか、さほど気にした事はなかったわ。
流行とか追わないし、知らないし、どうでもいいし、
化粧だって大人になるまでほとんど触った事無かったわ。
ひっそりこっそり「流行」を横目に
私の住む世界じゃないって思ってた。
そしたらさ、なんでかなぁ
なぜか大手ファッション雑誌会社で働いてるの。
まぶしいよ。 みんな。
中高生のときなら絶対交わらなかったであろう人種がいっぱいいる。
アメリカにいる少数派のデブじゃない国民は
きっと全員この会社で働いてるんだろうな。って思う。
「キラキラ女子の光で逆光となって消えるのです!」
って城之内さんが言ってたけど
すっごくよくわかる!!
パソコン直しにいくじゃない、
クライアントの机にたどり着くまでに
きらびやかな女子たちの群れに揉まれるんです。
右も左もキラキラしてんの。
そんなところに普段の私のTシャツとジーンズで現れるとやっぱり目立つんです。
注目浴びちゃうんです。
日陰を生きてきた私にそんなの耐えられない!!!!
だからさ、自然とどうにか馴染もうと本能が働くの。
どうやったらこの視線から逃げれるか・・・
ステルス機能のついたスーツとか売ってないし、
X-men だったら透明人間になれたんだろうけどさ、
未だに能力の開発を待っている身としては己の力でどうにかするしかないのよ。
わたしはロジックとデータの世界の住民です。
論理的にファッションを身につけます!!
パターンを探すのよ。 シルエットとかさ。色とかさ、柄とか・・・
ひたすら観察! そして分析! そして統計をとる!
そして一番無難なアイテムを計算してはじき出し、それを買うのだ。
だって目的は目立たないことなんですもの。
いかに群れに馴染めるかが勝負なんです。
世間の女子もどきのみなさま、
いいですか?
ファッション雑誌はすでにおしゃれな人が参考にする代物です。
スタート地点が違うのよ。
雑誌を参考にするのは間違いよ。
まずは普通の人間目指して!!
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