Monday, May 1, 2017

春の大掃除! 片付けれないのだめちゃんはどこでも寝れるのよ

そうだ! 模様替えしよう!
って気軽に始めてみたらね、
あら? ここはどこ?
って感じでね、あっと言う間に魔界になってしまったのよ。

どこか懐かしいこの風景・・・
遠い昔に出会ってたわね。デジャブ?
え? 昨日も言ってた? そうだったかしら??

まぁね、そのままほっといて会社に逃げたりしています。


そんな連休でも何でもないニューヨークは

暖かくなったとはいえ、
相変わらず肌寒い日が続いてて
八重桜があとちょっとで散るかなぁって季節。

英語ではスプリング・クリーニングって言ってね、
春に大掃除をするものなのよ。
冬のクソ寒い時に窓開けたり出来ないから
マジで凍死するからさ、
暖かくなってからホコリを払ったり物動かしたりするの。

だから今、模様替えなのよ。

でもね、

桜を見つめたって部屋は片付かないし、
桜を見つめててもトホホな気分は無くならないの。






もう46にもなるのに、相変わらず片付けられないのよ。


どうにか服と本と書類はコントロール出来てるの。

キッチンとかお風呂とか公共の場もセーフ。
そこまではこんまりメソッドをしっかり身につけたわ。

そこから先に進まないのよね。



私ね、高校生の時はのだめちゃんだったの。
カンタービレののだめちゃん。
いわゆる汚部屋に住んでいました。

だから!
あそこからここまで来たっていう
この進歩を見て欲しいわ。
向上よ。発展よ。進化よ。 猿から人間になったの!
そして汚部屋からは脱出したのよ。

だって・・・ ゴミが層になってません!!!!!

もうゴミは床にありません!!!!

脱いだ服も床にありません!!!!



よく考えてみたらね、自分の部屋を持つって事をあまりした事がないわ。


ちょっと遡るわね。40年くらい。

生まれてからずっと社宅に住んでいたのよ。
小学校上がるくらいまで家族全員で雑魚寝だったわ。

おもちゃは茶箱みたいなのに兄弟4人分一緒に入れられてたの。

あれはあれで結構便利よ。
遊ぶ時には全部ひっくり返して出して、
しまう時には何も考えずに箱にブチこむのよ。

いろんな家に住んだけどだいたいは同じ間取り。
8畳、6畳、4畳の3部屋。

4畳のは両親の部屋、
6畳は勉強部屋、
8畳が子供4人が寝る部屋。

勉強部屋は机を3つとオルガンと本棚入れたら人間が入る場所がなくなったの。
だから物置だったわ。開かずの間よ。
あそこで勉強した事はなかったの。
そもそも勉強をした記憶もないわ。

残りの8畳で兄弟4人雑魚寝してた。

これはねぇ楽しかったなぁ
朝起きると自分が寝てた布団には誰か違う人がいて
自分も部屋の反対側にいたりするし
誰かの寝言で起こされるし、
誰かが寝ながら起き上がったりするし、
頭があるべきところに足があったり、
布団の上には誰もいなくて端の方に寄ってたり、
夜が怖いとか思った事なかったかもしれない。

アメリカに引っ越して
女子の部屋、男子の部屋って別れたんだけど、
家具は妹と全く同じものを左右対称で置いてあるだけで
後は特にインテリアとか考えた事がなかったわね。

高校生の頃また引っ越して
初めて自分の部屋をいただいたの。
そんなだからさ、
いきなり15歳で自分で片付けろっていうのが無理だったのよ。

唯一知ってる片付け方は全部箱にブチ込むなのよ。

で、のだめちゃんになっちゃったのよ。
お手上げだったのよね

大学は誰か寮でルームメートがいるし、
働き出した頃もルームメートがいたから
とりあえずのだめにはならないよう気をつけたけど
快適に住もうとかオサレなインテリアとか考える余裕はなかったわね。
結婚中はもっと部屋の事が出来なくなった。

で、今に至ります。


初めてかなぁ 
粗大ゴミの日に拾ってきてない家具に囲まれてるのって。
ベッドとダイニングテーブルとソファーだけなんだけどね。
今使ってる私の机も本棚も椅子も粗大ゴミ

でもね、おかげでね、
どんな状況でも寝れるし、
誰とでも住めると思うわ。

何が言いたいかっていうとね、

・・・まぁ言い訳なんですよ。


で、ブログネタにしよう!!ってね、
現に片付けから逃げてるんです。

今そこで相方が一生懸命本を本棚に運んでいるのを見ながら執筆しています。


でもさ、お手上げ状態になるのは趣味に関するものだけね。
趣味の領域に対する思い入れっていうの?
こだわり?
半端ないです。

もうね、持ってるだけでも幸せなのよ。

眺めているだけでも幸せ。
たまに出して入れ替えたりするのも幸せ。

だから出来れば全部並べた状態で生活してたいの。

だからこの状態が完成かもしれないよね?

え?違う? ダメ?


あ、今咳払いされた。

そろそろ片付けます。 すみません。



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